「イシノマキにいた時間」 新潟公演
上演実行委員長 ご挨拶
石田幸雄
(歌って踊る板金屋・マル丸山、)
この度「イシノマキにいた時間」新潟公演 実行委員長を仰せつかりました石田幸雄(芸名・マル丸山、)でございます。
戦後日本人が経験したことのない、未曽有の災害・
東日本大震災から1年半という月日が流れました。被災された方々は、復興には程遠い、そして先の見えない生活を強いられている方々が今だたくさんおられることを、報道で知っている自分がいます。でも、何もしていない、何の支援もできていない自分もいます。心の中に申し訳ないという思いを抱きながら、あたりまえに普段と変わらない家族があって、仕事があって、仲間がいて、酒を飲んで、なに不自由なく毎日を生活している自分がいます。「普段と変わらない日常」・・・こんな幸せな毎日を過ごしている、生かされている自分がいます。・・・でも、この新潟県上越市からわずか数百kmの土地に、本当につらい思いをしておられる方々がたくさんいます。私の本職は屋根板金工です。自分の持っている技術で、被災地にいつか必ず復興支援のお手伝いをしたいと、常に考えているのですが、日々の生活にどうしても追われてしまい、できていない弱い自分がいます。私の副業は、アマチュア俳優です。震災が起きた直後から、自分の主宰する劇団「上越ガテンボーイズ」で「ふるさとらぷそてぃ」という作品を制作上演し、収益全額を寄付したり、母校の中学生とともに震災をテーマにした演劇を製作したこともありました。しかしその後、震災に対して自分というフィルタを通して、伝えたり叫んだり募金を募ったりしていない弱い自分がいました。正直自分の中でも、少しづつ風化し始めていたことは、間違いありませんでした。・・・しかし・・・フェイスブックの向こう側で、必死に明るく前向きで震災復興に立ち向かっている男がいました・・・その人の名は「石倉良信」・・・私が東京劇団情熱青春挫折時代を共に過ごした研究生仲間のアニキ分的存在・・・通称「サブさん」だったのです!東京での青春時代は今でも鮮やかに蘇ります・・・劇団での楽しかった稽古や辛かった稽古・・・そんな稽古の後に酒を飲んでは夢を語り、俺んちの家賃25000円の、風呂なし便所なしゴキブリ付きのボロアパートで、長渕やサザンを子守唄にみんなで雑魚寝し、サブさんのボロイ車に爆笑し、卒業公演でみんなで号泣し、中山美穂の「世界中の誰よりきっと」を西新宿で合唱した東京青春時代・・・・・・そんな郷愁そそる1ページを共に過ごしたアニキ・サブさんが震災後宮城県石巻市で、長期間に渡りボランティア活動を行い、その中で肌に感じたことを、一緒にボランティアを行っていた「福島カツシゲ」さん「田口智也」さんと共に舞台作品として公演活動を行っている!・・・その事実を知ったとき、「さすがサブさんだな〜!!」と、感動し、そしてなぜかため息をつきました・・・そして東京公演だけにとどまらず、鹿児島や石巻、静岡、富良野と全国公演を始めたっっーーー!・・・以心伝心とでもいいましょうか・・・・そしてフェイスブックの底力とでもいいましょうか・・・サブさんからまさかの電話???!!!「実はさーーー!」「実は俺もーー!」その時点で話は決まりました。「イシノマキにいた時間」を俺の故郷・新潟県上越市で上演したい!!!もう一度、自分の中で消えかけてた復興支援への想い・・・それを自分のステータスでもある「舞台」という人生のステージで、サブさんとともに支援が出来る喜び!!それを上越市の文化遺産・日本最古の映画館「高田世界館」でたくさんのお客様に、伝えるステージを創り上げたい!東北の地で頑張っている方々に、ここ上越市から1円でも多く復興支援が出来ること、そして、、この「イシノマキにいた時間」を大成功に納めることができるよう、全身全霊をを持って頑張ることを誓います!新潟県の皆さん、そして近県各地の皆さん、高田世界館でお会いしましょう!!!!